会社、仕事、それ以前に日本人として。

日本のニュースを見ていると「賃金が上がらない」、「年収が300万円以下」、「副業で風俗で働くしかない」、「正社員として雇ってもらえない」、「政治が腐ってる」などと、暗い話題が多く見受けられます。

 

これらが全ての日本人に当てはまるというわけではありませんが、多少なりとも当たっている部分もありますのでこの状況を何とか改善したいと思っている次第です。

 

現状分析の観点から申しますと、確かに今の日本はかなり危機的状況にあるのは間違いないと思います。

  • 超少子高齢化国家(世界ワースト1位です。)
  • 隣国が全部やばい(逆に全部味方にすれば凄いのですが。)
  • 食料自給率が低い(と、されていますが計算方法にもよりますので是非ご自身でも調べてください。)
  • その他諸々

こういった問題がすぐ頭に浮かぶのではないかと思うのですが、果たしてそうでしょうか?

私からすれば問題はもっと別の部分だと感じています。

  • 世界断トツの教育レベル、常識の高さを誇るのに、日本人だけがそれを知らない
  • 世界断トツの技術レベル、勤勉さを誇るのに、日本人だけがそれを知らない
  • 世界断トツの福祉レベル、保険や支援制度を誇るのに、日本人だけがそれを知らない
  • 世界断トツのお金持ち国家なのに、日本人だけがそれを知らない
  • その他諸々、日本人は何も知らない。知らされていない。

そうです。日本人が日本の凄さを知らない事、これが日本にとって最大の問題だと思うのです。

これは本当に勿体ないことだと感じております。

(ちなみに他の国々の指導者や大企業のトップは日本の凄さをとてもよく理解しています。)

 

 

アメリカは特に第二次大戦以降は覇権国家として世界をリードしてきているわけですが、実際のアメリカをご存じでしょうか?

  • レジの人が簡単な暗算もできない(端数防止の為に多く小銭を出したりすると不思議がられます)
  • 時間を守れない(守れる人もいますが少数派です)
  • 読める字が書けない(だから課題はPCでタイプして提出します)
  • メンタルが弱い、我慢が出来ない(怒られずに育つ社会の末路だと思います)
  • その他、在り過ぎて書き切れませんのでこの辺で。

これらは私が毒舌でまくし立てているわけではなく、事実をありのままに書いています。

ちょっと信じられないと思われるかもしれませんね。

もちろんこういう人たちばかりではありませんが、教育や道徳に大きく差があるのは事実です。

 

この様な事は私自身も実際にアメリカに来るまでは知りませんでした。

当時はまだほとんどインターネットも普及していませんでしたし。

おかげでテレビや雑誌から出る情報と生の情報には隔たりがあるという事も学びました。

 

(他のこういったサイトでは綺麗ごとが羅列されていますが、やはり現実をお伝えするのが現地にいる者の務めだと思います。)

 

 

実際にアメリカで生活し、体験して理解した今だからこそ思うのは「日本は本当に勿体ない」なのです。

アメリカという国やアメリカ人を見下してこの様な事を書いているわけではありません。

アメリカにも素敵な人や凄い人は沢山います。

正義心が強い人も多いですね。

 

私が言いたいのは「国が違うから」「言語が違うから」これらはあなたが思うほど高い壁ではないという事です。

アメリカでも日本のモノやサービスは問題なく通用しますし、それを受け入れてくれる社会だと思います。

 

アメリカ人は「良いものは良い」と評価し、気に入ったなら気持ちよく買ってくれる人たちです。

 

まずは自分たちが日本の素晴らしさをちゃんと理解し、自信を持って頂ければと思います。

そしてそのモノやサービスを持ってくれば、私はそれが大きなチャンスになると信じています。

 

 

ちなみに大企業の方が活躍するのは難しいと言えるかもしれません。

大企業の場合は世に与える影響も大きいために、政治的な側面も絡んでくる事があるからです。

それは現在の結果を見て明らかな通りです。

 

80年代には世界の半導体市場の半分を占めていたにも関わらず、アメリカに半導体協定を交わされ地に落とされました。携帯電話でもアメリカよりかなり進んでいたが故にマスコミを使って「ガラパゴス」と称され地に落とされました。Windowsよりも革新的で優れていたにも関わらず、日本のOSであるTRONは地に落とされました。

 

これらからも分かる通り、大企業ではなかなか思う様に身動きが取れません。

 

「TOYOTAがあるじゃないか!」という声が聞こえてきそうですね。

確かにTOYOTAの活躍は素晴らしいです。

 

TOYOTAの凄いところは、アメリカで販売しているTOYOTA製の車の8割をアメリカで国内生産している点です。

つまりアメリカ国内でも多くの支持を得て、社会的な地位も確立できているというのが世界のTOYOTAです。

日本が誇る素晴らしい企業だと言えます。

 

ですが小規模の会社であればもっとスピーディーに自由に動けます。

チャンスは無限大なのです。

 

 

少し話は変わりますが、イーロンマスクが日本の事をTwitterで呟き話題になったことがあります。

「このままでは日本は消滅する、そうなればそれは世界にとって大きな損失だ」と。

 

少子高齢化を引き合いに出してのコメントだったのですが、本当に彼の言う通りです。

日本に住んでいたらあまり実感を持てないかもしれないですが、私は十分に可能性はあると感じています。

  • 外国人が土地を購入でき、警察は銃も撃たない。
  • 海外マフィアから日本を守ってきたヤクザを弱体化する法律を作り、反グレは野放し。
  • 親や先生、先輩からの愛の鞭ですら、全てを「暴力」とし根性論や精神論もズダボロ。
  • 若者は先々が不安で結婚も出来ない、そうすれば子供も生まれない。
  • その他諸々

こんな事では日本は本当に消滅してしまうかもしれません。

明るい未来にして行くためには、やはりチャレンジ精神、前向きな行動が必要不可欠なのではないかと思います。

 

そして、もっとハッキリ言うなれば「稼がなければならない」という事です。

日本で狭いパイの取り合いをするくらいならアメリカに販路を拡大しましょう。

 

日本人同士で助け合って行けばアメリカでもコミュニティーは大きくなるでしょう。

そうすれば日本とアメリカでのビジネスも自然と拡大するでしょうし、どんどんチャンスが生まれると思うのです。

 

アメリカにいる日本人も、アメリカに挑戦したい日本人も、意欲に溢れる人は是非メッセージをください。

一緒に盛り上げて行きましょう!

 

SOLA OF FLORIDA, LLC

代表

高添純一